自己啓発だけじゃダメ!『自己啓発と自己研鑽』をセットで行うべき理由とは?
こんにちは、Ree(@nukeoxo)です。
社会人になると考えるようになるのが「自己啓発」です。
自分の意志で行う人もいれば、会社から言われてしぶしぶやる人もいるでしょう。
そんな社会人を狙い撃ちするかのように、自己啓発本や自己啓発セミナーが世の中に溢れていますが、そもそも自己啓発とは何なのでしょうか?
また、似たような言葉で「自己研鑽」がありますが、自己啓発と何が違うのでしょうか?
今回は、自己啓発と自己研鑽について考えてみたいと思います。
自己啓発とは?
自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。
このようにスキルアップの意味合いで自己啓発という言葉が使われていますが、その要点は意識改革に置かれています。
何のためにスキルアップを目指すのか、なぜ行動を改善するのかといった意識を持つように努力すること、それが自己啓発です。
自己啓発だけでは結果がでない
上述したように、自己啓発はやる気の向上や意識改革を目指すものなので、結果が目に見えないことが多いです。
以前の自分との違いがはっきりと分からないため、自己啓発しているつもりでも、ただの自己満足で終わってしまうということも起こりえます。
自己研鑽とは?
研鑽:学問など深く究めること。研究。
『広辞苑 第六版』より引用
自己研鑽とは、自分がすでに持っている技術や能力を高めたり、知識を深めるといった行動そのものに対する言葉です。
自己研鑽によって自分の得意分野を伸ばしたり、逆に苦手分野を減らしていくことができます。
みなさんがイメージする自己啓発は、もしかしたらこちらの意味が強いのではないでしょうか?
自己研鑽だけでは効果が薄い
自己の能力を高める=自己研鑽という風に考えると、ただ自己研鑽を積めば成長できると考えてしまいますが、それは違います。
何のためにその能力を磨くのか、そしてどのように活かすのか
具体的な目標が定まってないのに自己研鑽しても意味がありません。
単なる時間の無駄になってしまいます。
自己啓発と自己研鑽を組み合わせよう
自己啓発は意識を磨き、自己研鑽は能力を磨きます。
ならばその両者をセットで行えば、適切に成長できるのではないでしょうか?
意識と視点を変えられる自己啓発はモチベーションに影響を与え、
自己研鑽のスキル向上でその後押しをする。
二つの違いを理解し、相乗効果を活かして成長を遂げましょう。
私の場合
現在、自己研鑽として取り組んでいるが以下の3点です。
- 業務に関する知識を増やす
- TOEIC730
- 危険物取扱者甲種の取得
業務に関する知識というのは、研究に関わる知識です。
論文によるインプットを中心に、幅広く知識を吸収していこうと思います。
TOEIC730は昇進に必要なスコアです。今年中にとらなくてもいいんですが、早めに取っておきたいです。
危険物甲種も一部業務に関連するので取得しようと考えています。
急いで取得する必要はない資格なので、来年度での合格を目指して、コツコツ勉強します。
まとめ
自己啓発は意識を磨き、自己研鑽は能力を磨きます。
それぞれ単独では意味がなく、セットで行うことで相乗効果的な成長が期待できます。
自分から変わろうとしなければ、成長することはできません。
失敗を恐れず、チャレンジを続けたいと思います。