理系院卒の苦悩

大手メーカーに就職した低学歴の苦悩の日々を綴ります

圧倒的に勉強時間が足りない

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こんにちは、Reeです。

 

最近、実験内容や研究方針について先輩や上司と話す機会が増えました。

そんな中、周囲の話についていけないことが多々あります。

 

そもそも専門外のテーマを研究しているので、ついていけなくて当然と言えば当然なんですが、配属されてから半年以上経つのに部署内の研究についてしっかり理解できていないのはよろしくありません。

 

また、自分が担当しているテーマだけでなく、他グループのテーマについても理解したいと思っているのですが、なかなか勉強する時間が取れずモヤモヤしています。

 

とはいえ、そんなに時間がないのか、ただ自分の業務スピードが遅いだけなんじゃないのか、自身の業務を振り返り、余剰時間をあぶり出したいと思います。

週の実験時間は?

まずは実験時間について整理します。

 

現在私が担当しているテーマでは、1つのサンプルを得るのに3工程必要であり、

 

第1工程では、準備に1時間、実験に4時間、片付けに0.5時間、トータル5.5時間

第2工程では、準備に1時間、実験に3時間、片付けに0.5時間、トータル3.5時間

第3工程では、実験に2.5時間、片付けに0.5時間、トータル3時間

 

全工程合わせて13時間必要です。

 

 

そして得られたサンプルを分析するのに3工程必要であり、

 

第1工程では、準備に0.5時間、分析に2時間、片付けに0.5時間、トータル3時間

第2工程では、準備に0.5時間、分析に2時間、片付けに0.5時間、トータル3時間

第3工程では、準備に1時間、分析に1時間、片付けに0.5時間、トータル2.5時間

 

全工程合わせて8.5時間必要です。

 

こうして得られた結果を整理し、バラツキや全体的な傾向を分析します。

 

データ整理にはその人のセンスが現れると言われており、同じ結果でも、整理する人によって得られる情報量が大きく変わってきます。

 

したがってデータ整理に時間をかける(丁寧に整理する)のは非常に大切なんですが、データ整理ばかりしているわけにもいかないので、とりあえずザックリ解析して全体の傾向を掴み、その後1~2時間かけて詳細な解析を行うようにしています。

 

したがって最低でも2時間長いと3時間データ整理に時間を使うことになります。

結局どのぐらい時間かかるの?

ここまでの全工程(サンプル作製、分析実験、データ整理)を全て合わせると、少なくとも23.5時間は削れない時間だと言うことがわかりました。

 

ここで弊社の業務時間は7.5時間/日であり、1週間だと7.5×5=37.5時間になります。

 

このうち少なくとも23.5時間は実験に必要なので、

 

23.5/37.5=0.6266...

 

つまり1週間のうち6割弱は実験に消費されることになります。

残った時間はどのぐらい?

以上より、1週間の中で私に残された時間は14時間となるのですが、毎週の会議に2時間とられるので、残り12時間が自由に使える時間となります。

 

思ったより使える時間が多いと思いましたが、この中でデスクワークをやったり、指導員との個別ディスカッションをしたり、担当雑務をこなす必要があるので、本当の意味で自由に使える時間は半分の6時間程度でしょう。

 

それでも1日1時間程度は自由に使える時間なので、これを勉強時間に当てれば、知識不足は解消できると思います。

まとめ

自身の業務を振り返り、余剰時間が1日1時間程度あることがわかりました。

能動的に知識の吸収に努め、周りのレベルに追いつけるよう精進したいと思います。

 

週40時間の自由をつくる 超時間術

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